次男は、2歳前から風邪をひくと咳が酷くなる事が多く、ゼコゼコしたりもしました。
小児科の先生に『このままでは、小児喘息になるかもしれませんよ。風邪をひかさないように!』と、言われました。
『そんなこと言われても、お兄ちゃんと同じ様にしていても、風邪をひきやすいんだし、どうすれば風邪をひかなくなるのかしら?』と、その当時は悩みました。
しかし、結局、2歳過ぎに『小児喘息』と認定されました。
ティースプーン山盛り3杯位の粉薬を飲む事になりました。2歳児がその量を飲むのはとても大変でした。
好きなプリンやアイスに隠して、食べさせる様に飲ませた事もありました。
それでもイヤがり、薬を飲ませるのに、とても苦労しました。
おじいちゃん、おばあちゃん達には、『あんなに小さいのにこんなにたくさんの薬を飲むなんて、かわいそうに、かわいそうに・・・』と、言われました。
しかし、喘息ゼコゼコと発作をおこす方が苦しそうで、本当にかわいそうでした。なるべく発作をおこさない為に飲む薬だと説明をしても、なかなか分かってもらえませんでした。
小児喘息医療証もいただき、費用は助かりましたが、一度は病院窓口で支払いをします。一ヶ月以降に病院と薬局で点数の書類をいただき、役所の申請書類に記入をして提出すると、銀行に数カ月後に振り込まれます。
病気の子どもをかかえて、月一回の作業とはいえ二人分を別々にまとめて、提出するのは大変な作業でした。
すぐに数カ月分をためてしまい、役所の窓口でいつも怒られてしまいました。
今では、病院や薬局の窓口での支払いが簡素化され無くなりましたので、とても助かります。ありがたいです。
その頃、小児喘息の子ども対象の講習会があり、2歳の次男と0歳の三男を連れて参加しました。
『小児喘息は最後まで完治させないと、大人になって再発をする。
大人で喘息を再発すると、三倍ぐらい酷くなり、階段も昇れず、仕事ができない程、発作が酷くなる。
大人の喘息の8〜9割は小児喘息を完治してなかった為に起こる。
小児喘息になって、10年以内に治れば早いほう。大きくなると共に発作はなくなるが、途中で薬をやめてはいけない。
小さい発作を繰り返す子どもさんと、大きい発作を年に一回起こす子どもさんでは、大きい発作のほうが重症。』と、いう事などいろいろ教えていただきました。
他の参加者からのお話しも貴重で、『救急車で運ばれる程、発作が酷く、入院も何度もしている。除去している食べ物は、卵と、牛乳と他にもたくさんあり、食べられる物は・・・』と、いろんなお話しが聞けました。
『自分の子どもだけが大変なんだ』という思いは吹き飛び、『もっと大変な思いをしている方がたくさんいて、まだまだうちの子どもは元気なんだ。』とあらためて思いました。
そして、『2歳で小児喘息認定だから、12歳、中学生の頃に完治してれば早いんだ。でも、治りかけに気を抜かず、先生に『完治』と言われるまで薬は続けないと、これは親の責任だ!』と、再確認をしました。
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K子ママ (木曜日, 25 11月 2010 21:06)
いつも楽しく拝見させてもらっています。
うちの長男も喘息持ちです。といってもかなり軽く、内服も1種類ですが。
何度か薬を止めるチャンスがあったのですが、いつもその前に発作が・・・。難しいですね。でも、焦らず「完治」を目指したいと思います。
はるこママ (土曜日, 27 11月 2010 20:11)
K子ママさま
コメントありがとうございます!
二人目です!とっても嬉しいです!!
我が家のドタバタ振りを
笑ってやってくださいませ。
こういう病気の事って、
当事者でないとわからないことも
多々ありますよね。
ご長男も喘息もちですか。
この時期、台風や気圧が変化することが多いので、
不安定になりますよね。
お大事にしてください。
これからも喘息の事も
書かせていただきたいと思っています。
長い時間がかかる病気の一つだと思いますが、
「気長」にお互いがんばりましょうね。
また、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。