長女は、文字を覚えるのが兄ちゃん達より早く、4歳すぎになった頃にはひらがな、カタカナ、両方読める様になっていました。
別に早く覚えさせるつもりは、まったくなく、自分の名前を読んだり、お兄ちゃんの名前を読んだりしているうちにひらがなをマスターしていました。
そういえば、2歳児の頃、保育園で『自分の名札がわかり、お友達の名札もわかりますよ!』と、先生に言われました。
私は『偶然なんじゃないですか?』と聞きましたが、どうやら本当です。ランダムに名札だけ見せても、誰のだかわかります。これには、びっくり!多分、そういう『形』に敏感だったのかしら?と、思います。
ひらがなを覚えたので、カタカナは模造紙にカタカナを書き、それをめくるとひらがなが見える様に書いた紙を作り、壁にはっておいたら、あっという間に覚えてしまいました。
『あ・い・う・え・お』という読み方も覚えましたが、『あ・か・さ・た・な〜』もいつの間にか覚えていました。
『女の子は、こういうの覚えるのが早いのかしらん?』と、思いました。
兄ちゃん達が小さい時にやっていたドリルなどを引っ張り出して、やらせてみたらあっという間に終わらせてしまいました。
おもしろい位早いので、こちらもおもしろがりながら『次は何をやろうかな?』と、考えます。
長男はおっとりしていたからか?小学生になった時には、『10』の固まりを理解させるのがなかなか難しく、いろんな教材を端から試してみましたが、最終的には学校で使う『算数ブロック』(磁石で並べる10個のブロック)で理解しました。
『自分が子どもの頃に教わったやり方と違うのかしら?』と、いろいろ疑問も湧き、長男に教えているうちに、遊びに来ていた保育園時代の仲間も『おばちゃん、それなあに?』と、興味を示す様になり、いつの間にか土曜日はみんな集まり『寺子屋』になりました。
『寺子屋』の話しはまた今度書かせていただきますが、一人一人の『伸びる時期』や『興味をもつ時期』などは全く違うので、『どのタイミングでどんな事を投げかけたらいいのか?』と、悩みます。
長女にいろんな事を試していたら、次男が『英才教育かい?』と横で笑って言うのです。
『そんな事はないわよ。この人は、たまたま勉強ぽい物に興味を示したからよ。兄ちゃん達も興味をもった事は、やらせてみたよね。』
長男は『電車』と『音楽』、次男は『生き物』と『工作』三男は『工作』と『合気道』、親の出来る範囲でチャンスを渡して来たつもりでした。
本当なら、まだまだ可能性がある物もあるのかもしれません。
しかし、なかなかそれを見つけ出すのは難しいです。じっと見ているしかない部分もあると思います。
逆に、親の望む方向に行かない場合は、何気なく『軌道修正』してしまう事もあるかもしれません。
無限の可能性があるにもかかわらず・・・
言葉のかけかたなどにもコツがあるそうですし、長男の時に『それを知っていたらなぁ〜?』と、思う事もありますが、『だって、知らなかったんだもん!』という気持ちです。(笑)
『何か出来る様になる!』とか『わかる様になる!』とかは、本来とても楽しい事で、それを褒められると『うれしい〜!』と、伸びるのでしょうね。
あとは、同じ事を繰り返し、やる事により『定着』する様です。
子ども本人が『楽しい!うれしい!』といろんな事を覚えられると、どんどん伸びる様に思います。
親もまだまだ『勉強』し続けて、いろんな事を投げかけ続けなくては!と、思う毎日です。
最近は字を書きたがり、書き初めをする兄ちゃんの隣で今年の目標を書いていました。
『鉄棒』と『なわとび』をがんばるそうです。
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