先日開催された、川崎保育のつどいで、午後から田代先生の読み聞かせの分科会に参加しました。
たくさん、いろんな本を読んでいただいたり、絵本の選び方などを教えていただきました。
その時に『ぐりとぐら』の本をみんなで読みました。
『うたの部分をどんな節で歌いますか?』と言われ、いつも子どもに読む様に歌いました。
『ぼくらのなまえはぐりとぐら〜』
思えば、私が母に読んでもらった様に子ども達に歌っていた事に気がつきました。
一人一人読んでいったら、全く同じ読み方はありませんでした。とても楽しい瞬間でした。
『こんな読み方があるのだな。』と、再確認をしました。
私は、結婚してから子どもが産まれる前に、自分が子どもの頃に読んでもらった絵本を少しずつ買い始めました。
『ぐるんぱのようちえん』、『てぶくろ』、『さんびきのくま』、『さんびきのやぎのがらがらどん』など、一つ一つ読んでもらった事を思い出しながら買いました。
なかでも『てぶくろ』は店先になくて、本屋さんの店員さんに『てぶくろという本はありませんか?茶色い表紙で、ロシアの絵本で、おじいさんの落とした手袋の中に、動物達が入る話しです。』と話したら、『きつねが手袋を買いに行くやつですか?』と聞かれ、『それは、新見南吉さんの手袋を買いにでしょ!違います!』と言って取り寄せてもらいました。(笑)
その後、長男が3歳児の時のお楽しみ会で『てぶくろ』のおじいさん役をやらせていただき、よけいに思い出深い絵本になりました。
ふと、母はどんな基準であのたくさんの本を選んでいたのだろう?と思い、電話をかけて聞きました。
『絵本は絵が好きとかいろいろ選んだわ。』との返事でした。何度も読んでもらって覚えてしまい、『ソラ』で言える本もあります。
あとは叔母の知り合いが出版社にいらしたそうで、段ボールで購入して下さったそうです。それは知らなかったので、今度叔母に会ったら、あらためてお礼を言わなくては!と思いました。
寝る前などに、長女が選んで来る絵本を読んでいますが、分科会に出てからは、新しい本も(今まで欲しかったけど、まだ買っていない本など)何冊か購入しました。
すると、毎日3冊以上は『読んで!』と言われる様になって来てしまいました。(笑)
眠い時はちょっとツライですが、『読んでいるつもりでいたけど、もっと読んで!なんだな・・・』と、あらためて思いました。
その横で『アハハ』と一緒に笑う中学2年の三男。
何歳になっても、『読みきかせ』はいいのでしょうね。
まだまだがんばらねば〜!(笑)
でも、絵本はなんだか『ホッと』する時間をくれます。
この時間は、お互い、大事な『時間』だなぁ。と、思います。
いつか、『私設図書館』をやるぞ〜!とひそかにあらためて思う母です。(笑)
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